株式投資の狙い目としてあるのがバリュー投資です。
これは一体どんなやり方であるのか、といえばお得な株を狙っていくということです。
そんなこと言われなくてもわかると思うでしょうが何を持っておトクと見るのかどうかというのがなかなか株式投資においては難しかったりします。
ですが、上場株式というのは基本的にすべての情報が公開されているので現状の営業状況とか経常利益といったようなことが見れるようになっています。
所謂、損益計算書とかも公開されているのでそれを見て判断したりするということができるようになっています。
その企業の資産とかその企業の経営状況などを見ることが出来るわけですからそれで株価というのはどれぐらいになるだろうかというようなことを判断するわけです。
極端な話、株式を全て手に入れることができるとその会社のすべてを自分が好きなようにできるわけですが、その株式を手に入れて会社の資産をまるまる売却しても自分がプラスになるというような銘柄があったりします。
そんなに多いことではないですが要するに株式発行額よりも会社の資産の方が多いというようなことがあるわけです。
こういう銘柄が必ずしもバリュー投資に向いているのかというのは別問題として、ファンドなどに狙われやすいというようなタイプの銘柄であることは確かです。
これは覚えておいた方が良い部分と言えるでしょう。
バリュー投資の場合、色々と指標を見てこれはお買い得である、ということを確認するのもよいでしょう。そういう基準が一応はあります。
例えばPER、つまりは株価収益率とかPBRなどであるわけです。
株式総数よりも資産のほうが多い、というのもこうしたことでわかります。
一応は、それが一つのやり方として確立されているわけではありますが、絶対ではありませんから注意しておきましょう。
バリュー投資というのはかなり人気があるやり方になります。要するにお買い得、まだ評価されていない、過小評価されている、という株式銘柄を見つける方法であるわけですから、素人目にも長期的には成功しそうである、ということになるわけですから人気になるのは当然です。
ですが、色々と指標でお買い得感のある銘柄はありますが、どこに爆弾があるかわからないという側面も株式投資にはありますから、数字のみで判断しないほうがよいということもあります。
バリュー投資はお勧め出来ますが、それでも慎重に行うようにしましょう。