投資を始める時に投資信託を選ぶメリット

リスクが少ない投資法として人気となっているのが、資産運用の専門家にお金を預け運用によって増えたお金を配当として受け取る投資信託です。

素人が見様見真似で株などの投資を行うよりも、プロに任せる方が効率的にお金を増やしていくことができます。

ただ、投資の多くは元本割れなどのリスクを伴うもので、専門家であっても損失を出してしまうことは少なくありません。

そのため、リスクが全くないとは言い切れませんが、自分で投資をすることに対し不安を感じるのであれば、投資信託を選んでおくと良いでしょう。

そんな投資信託のメリットは、利回りの良さです。
定期預金は元本割れをすることがないため、リスクを伴うことはありませんが、まとまったお金を長期間預け続けても、ほんの僅かな利息しか付かないということは少なくありません。

それに対し、投資信託の場合は出資したお金が2倍以上になって戻ってくるということも珍しくないものです。
勿論、預けている期間の景気や、預けた先が実行した投資法などによって増える金額は異なり、思うように増えないこともあります。

ただ、増える場合は定期預金の金利よりも高い配当を受け取れる可能性が高いため、効率良く余裕資金を増やしていきたいのであれば、投資信託の活用を考えておくと良いでしょう。

そんな投資信託を利用する時に決めておきたいことが、目標です。
効率良く増やすためには、投資でお金が増えやすい景気の良い時期だけ利用して、景気が悪化すれば早いタイミングで解約する方が良いと考える人もいるでしょう。

しかし、投資信託というのは長い時間をかけて資産を増やしていくものです。損失が出た場合でも、慌てて解約しようとせず、目標金額に達するまで継続をしていく根気も必要となります。

少しでも損失が出ると、落ちる一方になるのではないかと考える人もいますが、景気というのは下がることもあれば、上がることもあるものです。
一時的に損失が出たとしても、専門家に任せておけばその先で取り戻せる可能性も大いにあります。
それだけに、投資信託を始める時には、少し相場が下がったからすぐに解約など衝動的な行動は避けておく方が良いでしょう。

ただ、いつか増えればと漠然とした考えで預けていれば、解約のタイミングを逃してしまう可能性があります。
最高のタイミングで解約をしたいと考えるのであれば、出資した金額が2倍になったら解約、老後資金が必要になった時点で解約など自分の中でルールを決めておくと良いでしょう。

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